出逢いは突然訪れるものだ。だが、別れもまた突然訪れる。ある高校で出逢った少年と少女は互いに運命に翻弄され、一度は将来を約束するまでに至るも些細な出来事から2人の距離は離れ、さらにそれぞれが別の道を歩む事となる。
2人はお互いに二度と会う
事は無いと思っていたが、突然のウィルス感染拡大事件、それに対するウクライナのとある都市の封鎖、この一連の出来事が社会を震撼させる中、国は調査チームを組織、特命を下した。そしてそのチームの中で男と女は再会を果たすのであった。
フーデリッヒ・シュタイナー初の長編恋愛小説。本当は単なる恋愛小説を書きたかったと語る彼の瞳は迷いの色に染められていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 05:21:48
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会話率:53%