団塊世代がタイムカプセルを開く。
僕は幻影に導かれるように東大文ⅢとICUを目指して予備校に通い始めた。
LL教室では北海道の高校を卒業した少女と一緒になる。彼女は長い髪を一本にまとめた古都風美人。
僕は英検二級にも受かり着々と目標に近づい
ていくが、滑り止めの大学願書を出さずに勝負をかけ失敗してしまう。
愚かな選択ですべてを失った過ちだらけの19歳の日記。
その少女のことはその後大学の反戦集会での再会をエピローグとして記載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 01:49:38
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会話率:10%