《幻想郷》の巫女――――博麗霊夢。
普段と変わらぬ日常を過ごしていた彼女は、何者かによって異空間に飛ばされる。
困惑する霊夢の前に現れた、自身を《神》と名乗る女性は物静かにこう告げた。
『―――《幻想郷》は数年後、大異変の災
禍によって消滅します』
過去から歴史を改変させる。
旧き時代へと飛ばされた霊夢は、必ず成功させると決意した。
全ては、自分にとっての『本物の時代』へ還るため。
自分にとっての、『本当の日常』を取り戻すために―――。
東方奏霊夢 -Dream of the played soul-
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 22:02:34
16527文字
会話率:26%
とある人里に、一人の幼い少年がいました。
家族にかこまれ、村の人々は優しくて、それなりに幸せな日常を送っていました。
しかしある日、突如として人里に妖怪の大勢が襲いました。
少年を残して、村人たちは皆殺しにされました。その中
には少年の家族も。
―――かくして日常は壊され、全てを奪われた少年が妖怪を恨むに達するまで、時間はそうそれと掛かりませんでした。
少年は妖怪を恨み、憎み、忌み、恨み憎み、忌み恨み憎み忌み恨み憎み忌み―――。
そして、復讐を誓ったのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 19:10:21
1677文字
会話率:33%