さほど遠くもない近未来、<データベース>と呼ばれる仮想体群が台頭し、紙の書籍はその役目を終え、「旧本」と呼ばれるようになっていた。世の中は格段に便利になったが、同時に『データベースは人を洗脳する』という黒い噂も流れている。
かつて持っていた
アクセス能力を失い、旧本を狂ったように読み続ける男子、清治と飄々とその脇に佇む先輩、智晶。
放課後、あるひとつの「旧本」の発見を機に劇的に変わっていく日常と非日常の狭間で二人は<データベース>に戦いを挑む。
※2019/09/23現在、改稿中です。「連なる疑問」部分の前後で話がかみ合わない部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 06:03:37
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会話率:42%