ヤンデレというものは恐ろしいものだ。
そう我が尊敬してやまない先生は言った。
厳密な精神医学理論の背景が存在するわけでもなければ、主として医学知識に基づく訳でもない。
しかし、俺の目の前にはしっかりと存在している。
ある時は、シャーペンを
盗み。
またある時は、靴を盗み。
またまたまたある時は、体操服を盗む。
「全く、この子はお茶目さんだなぁ」と言える訳がない。
絶対に敵にまわしたくない。
恐ろしいものだ本当に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 10:02:16
20000文字
会話率:39%