__ここは、とある大陸のとある王国。
王国から遠く離れた場所にある、深い深い森の奥。
奥深くには、周りからは見えない結界と、高い柵に囲まれる大きな屋敷がある。
屋敷の外壁は、闇に溶け込むかのように黒く、屋敷の周りには血のように紅く咲き乱
れるバラの庭があった。
この屋敷に住まうのは、夜の王と呼ばれる吸血鬼。
吸血鬼は、たった1人の妹を護るために、屋敷の周りに結界を貼り、彼女に外を見させないようにした。
これは、”吸血鬼に護られる少女”の物語___
この作品は、アルファポリスさんにも連載していますっ。
よろしくお願いしますっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 12:48:31
64234文字
会話率:31%