小人と小動物が生きる世界で、 流行の国トモロレを中心に伸びる主要街道――通称クラフトロード。
そのうちの一本、ブラックロードの外れに立つ大木の根元に、一軒の宿がある。
“雨の鳩バス亭”と銘打たれたそこは、女将のジャネットと従業員のガンダ
ン、そして樹上に住むコノハズクのオブホフしかいない。
毎夕、ジャネットはオブホフの天気予報を代わりに伝えに行き、ついでに客も獲得してくる。
この日、宿を訪ねたのは、新人の旅人イストと、先輩旅人のクラースだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 17:50:34
20138文字
会話率:43%
方向音痴の友人と待ち合わせるとだいたいこうなる。たぶん彼女は鳩バスで帰ってきます。
エブリスタにも掲載中。
誰とは言わない方向音痴エピソード
・二日間同じ場所に行く用事があり初日は到着するも二日目は道を間違える
・事前に地図で確認していて
も何故か道を間違える
・「〇〇を右」という目印の記載がある場合絶対に目印を見つけられない
・一個前に曲がった場所を絶対覚えてない
・運転中道を間違えて「もうこのままドライブしようかな」と諦める
・道に迷う事前提で1時間近く早く着くように出発し、案の定迷うので丁度いい時間に到着する
・陸橋の上に町が存在する「上の世界」があるともう絶対着かない
・町では迷うけど駅の中、建物の中は何故か迷わない
・ナビを見ながら歩くので自分で景色を覚えてない
・頭の中の地図は出発点と曲がる箇所と目的地のみなので立体的に把握してない(だから迷う)
・東西南北も把握してないので方位磁石を持ち歩こうか真剣に検討した折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 19:00:00
3439文字
会話率:70%