真面目だが空気が読めず、冷や飯を食らっていた会社員、柘植隆作は、ある時目覚めると、謎の面接室にいた……!
面接官は異世界の魔神。
その世界、ディオコスモでは、彼の勢力である魔族が危機に陥っているというのだ。
隆作はどういうわけか、最後の魔王
としてスカウトされ、異世界へ転生することになる。
味方はJK上司に、ゴブリンの姫。
壊滅しかけのゴブリン一族。
しかも、過去にJK上司がやらかした大敗戦のせいで、協力的とは言いがたい。
敵は国を興した七人の勇者、七王。
それぞれ絶大な権能と、軍隊を操り、魔族を殲滅しようとしている。
しかも、彼らに鍛えられた人間族はなかなか精強……!
隆作は、最後の魔王こと黒瞳王ルーザックとなり、これに立ち向かうこととなる。
彼の武器は、とても丈夫な魔剣と、プラモデルを召喚する能力、そして真面目さ、融通の効かなさ、マニュアル至上主義。
最初は地味だった戦い方も、新たな魔族が仲間になることで、戦術が広がっていく。
石橋を叩いて渡るような策略で、地道に地道に勝ちに行く、一大戦記の幕開けである。
※この小説は、カクヨムでも投稿しております。
毎週金、土曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 19:10:21
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