宮沢太郎は常に病弱でやっと病院から退院し、高校の入学式へと向うのだが急性の心不全によりこの世を去った。と思われたが死んだ瞬間に魂が異世界へ飛び、元最強の竜騎兵の幼き姿の体に入ってしまっていた!色んな色をした頭が揃う中、宮沢太郎、タロウ・ミヤ
ザワは村のために召喚されらということを教えられ、その村で4年と暮らした。転生する前は満足に吹けなかったクラリネットをこの健康体で吹いて感動したり、心の中だけにいるジャックと友達になったりと以外と楽しい生活を送っていたのだが、ある日魔物たちの戦争によって村が消滅させられてしまった。タロウを残して。応急処置レベルでマクウル学園へと編入させられたタロウは気弱そうな見た目で罵られていた。まあ簡単に言うとぼっちだ。全寮制のこの学園に救いを求める場所はなく、放課後は庭の隅へ追いやられていた。持っていたのは少しだけいい容姿と最強竜騎兵の才能、そして全国レベルのクラリネット、持っていないのはカリスマ性とコミュ力、身長だ。苦痛の日々を暮らしていき、その時、転機が訪れる。学園での3年間、タロウはどう生きるか、生きて学園を出ることができるのか、それを見届け、そして未来に進む物語だ。そして今、タロウとジャックのどんでん返しが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 22:14:56
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会話率:43%