御堂醒人は忌み嫌われる妖怪『覚』の子孫だった。しかし、現代には妖怪などと信じられている世の中のために、醒人は自分がそうであるとひた隠しに人として日常を謳歌していた。そうして高校二年になる春に、人として生きるために大事なものを、道案内を頼んで
来た転入生の宮古優希の前で落としてしまい……
これは妖怪の子孫である少年と、少しおかしな少女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 23:16:56
3268文字
会話率:26%
宇津木は真面目で普通の子で、でも自分から話すのが億劫な奴だった。億劫というよりは、人から自分の話を、聞いて欲しい奴だったのかもしれない。そんな宇津木が、一つ何かに気付いてしまうお話です。
最終更新:2010-03-14 00:36:09
4998文字
会話率:28%