彼と何度目かのデートを終えた帰り際、私はご近所の通り魔にぶすりと刺されて異世界へと転生しました。転生先では魔女として第二の人生が始まり、エルフや骸骨のお友達と仲良くなったり、帝国との鍔迫り合いをするなか、ひとつだけ思うことがありました。
現世に残してきた彼と。
……もう一度、手を触れることはできないでしょうか?
これは私と彼が、ともに異なる世界で一生懸命がんばる恋物語。文字にして二万五千ほどで語り終わる短いお話ではありますが、どうかごゆるりとお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-07 00:04:58
26553文字
会話率:21%