「ドスコーイ、ドスコーイ!」
森の奥からそんな掛け声とともにパァンという木が破裂する音が聞こえてくる。
「あなたー、そろそろお昼ですよー?」
張り倒された木の上に座り、膝の上に弁当籠を乗せていた猫耳の可愛らしい赤毛の奥さんがそう呼びかけてく
る。
「ん、あぁもうそんな時間でごわすか」
「パパー、お疲れ様ぁ!今日のお昼ねー、私も作ったのー!!」
「んふふー、この子も頑張ったんですよー」
「おぉ、それは楽しみでごわすな!」
この話は世界の壁をぶち破ってきた力士が、テンプレ展開とともに奥さんをゲットする話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 20:34:17
5481文字
会話率:42%
一応、詩の"本気バレンタイン"の続編です。
しかし、先の作品を知らなくても楽しんで読めます。
最終更新:2012-02-14 15:00:00
2404文字
会話率:35%