2月某日、大学卒業を目前に控えた青年、司は途方に暮れていた。
それは恋のような甘酸っぱい問題ではなかった。
それは友情のように青春の香りに包まれた問題でもなかった。
就職が決まっていない。
切実過ぎる理由で途方に暮れていた司だが。
幼馴
染の少女・姫菜に新設される会社に誘われる。
そこで待っていたのは正義の味方を仕事として行う会社だった。
しかし現代社会、正義の味方が普通に成り立つ訳もない。
初仕事は悪徳政治家を公衆の面前でシバいて警察に追われる事?
これは正義の味方というブラックを越えて非合法極まりない仕事を選んだとある青年の物語―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-16 03:22:20
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会話率:34%