定年退職した豊治と妻聡子は裕福ではないにしろ、余生を楽しく過ごしていたが・・・
老いが人に何をもたらすのか。その時、人はどう動くのか。
人生の尊厳とはなにか。なにが是でなにが非か。
完全オリジナルだが、年に数度、ニュースで取り上げられるよう
な、人生の終末に誰にでも訪れる得るシチュエーション。楽しい小説ではないけど、考えるに値する内容になるよう描きました。
*この作品は2007年に
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=621320168&owner_id=484389に掲載し、少し加筆してあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 12:16:47
8027文字
会話率:30%
これは、どこにでもある介護施設での出来事。フラワーフィールドカンパニーとでも名付けておきましょうか。つい最近の出来事かもしれないし、遠い過去のことでもあり、また将来将来起こりうることかもしれません。 介護の仕事にひたむきな一人の介護職と人生
の先輩である二人の利用者、そして生まれながらにして利用者の皆様の心を癒す任務を課せられた一匹の犬の話です。 若い介護職木下慶子は、高校卒業後介護職になりました。 慶子を囲む高齢者二人もまたこの物語の主人公です。下野サクラと前田豊治です。下野サクラの膝の上に1匹のトイプードルがいます。まおといいます。アニマルセラピーのために施設長がペットショップで買い手がいない犬をもらってきたのです。トイプードルといっても毛の中には黒や白の毛が混じり雑種ともいえる犬です。施設の外では辛い恋や家族のしがらみ、そして体の衰え、孤独といった決して楽しくはないこともありますが、この話の主人公の三人と一匹は施設の中で楽しみを極め、前向きに生きている人達です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 18:45:32
27646文字
会話率:41%
There persons and a dog
の創作などをめぐって、現実にあったエピソードや考えを書きたいと思います。
最終更新:2017-02-16 17:59:37
1083文字
会話率:8%