目を覚ますと見知らぬ森
思案してみても記憶が無いことに気づいてしまう
自分が何者なのか、仲間と共に駆け抜けていくと思います
メイビー
大好きな設定のごった煮ではあるので好みはわかれるかも?
正直なんでこのタイトルにしたか覚えてない
最終更新:2023-06-04 12:00:00
2920文字
会話率:29%
二章了。
三章は2019年夏に更新予定。
**********
〈死屍を越えて滅ぼすもの〉の猛威が去って18年。
彼らが作り替えた世界の形は”未開拓地”と呼ばれ、人々は眠る財宝を求めて彼の地へと足を運ぶ。
そんな未開拓地にほど近い、商業都市
アンテルヴァル。
未開拓地からもたらされる物品による流通で栄えるこの都市では、多くの人間が住まい、多くの金が行き交い、多くの命が消えてゆく。
その都市で、
『雑貨屋』は従業員がカモにされていることに気付いてしまった。
鈍色の狼は『雑貨屋』の過去に疑念を抱いてしまった。
狐の少女は悪魔の研究に興味を持ってしまっていた。
犯罪組織《深淵歩き》は小さなミスを犯してしまった。
ユクラシアの調停者は化物の存在に勘付いてしまった。
始まりは、不連続で小さな出来事だった。
―――しかしそれ故、夜闇に紛れた黒色に気付く者はいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 09:00:00
629560文字
会話率:34%