イクバヤと呼ばれる大陸があった。
そこでは文字通り自らの命を武器に、少数民族のカレタカ族が征服者と戦いを繰り広げていた。
しかし、多勢に無勢の中であっても優勢を誇ったカレタカ族を突如謎の天災が襲う。
こうして一夜にしてカレタカ族は滅び、征服
者はイクバヤ大陸を手に入れた。
それから60年、カレタカ族が人々の記憶から薄れ始めた頃、
イクバヤ大陸の南に浮かぶ島国レーベンで一つの運命の歯車が廻りだそうとしていた。
青年ハインリヒは60年前に止まったはずの錆び付いた歯車を再び廻すことになるのか?
そんな、和洋折衷ファンタジー(戦記)の様なもの折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-25 22:03:21
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会話率:36%