廃坑に住む蟲と人間の混ざりもの。彼女のもとに人間が迷い込んできて。 ◆即興百合小説。 ◆蟲分があります。苦手な方は回れ右。
最終更新:2016-05-04 18:25:58
3603文字
会話率:35%
「僕は人間のようでいて人間ではない、半分そうで半分そうでない『半透明人間』だ」。「僕」はクラスで孤立している。家族からも邪険に扱われている。檻に閉じ込められた非拷問者のように。そんな日々は感情を持つ人間であり続ければ、生きていけない。だか
ら人間であることを放棄した。そんなある日、「蟲娘」と名乗る少女と出会う。同じ境遇の少女と交流することで、「僕」に変化が訪れる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 22:00:00
126562文字
会話率:18%