ドゥーネ王国に、ある時ひっそりと光が舞い降りた。
光から、エルシア、フィーネ、レオが生まれた。
エルシア・オルコットは、光に包まれていた。
もちろん彼女はそんなことは覚えていない。
その光が何かなのも彼女は知らない。
フィーネ・コリンも
また光に包まれていた。
もちろん彼女も覚えていない。
レオ・ドナルドも光に包まれていた。
彼は何となく覚えていた。眩しいな、と思っていた。
だがその光が何なのかは分からない。
彼女たちが光に包まれていた事は誰も知らない。
光は夢かもしれない。
夢ならば目覚めて、進もう。
世界に拒絶されても、進もう。
まだ何もしていない、それでも世界が拒絶するなら......
壊しちゃおう。
――ドゥーネ王国、南の街「クレンティア」
その街の冒険者ギルドに所属するエルシアとフィーネ。
彼女たちが仲間と出会い、冒険し、忘れている大事なことを取り戻していく冒険物語。
※すいません、あらすじがあらすじになっていません。
前半はのほほんと冒険しますが、徐々にシリアスも入ります(予定)。
そんな残虐な描写はないと思いますが念のため入れております。
遅筆のため、更新はのんびりになります。
気にいっていただけたら幸いです。感想いただけると喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 10:26:51
90799文字
会話率:36%