深い、暗い、明るい白い、それは幾万幾千幾億もの昔の記憶。
人も獣も自然も世界も全てが生まれず生み出されず無であった頃、
創世の神は世界に複数の種を蒔いた。それは世界を作り光を闇を火を水を風を土を森を海を空を宇宙を空間を全てを作り出した。そし
て創世の神が去った世界をその種たちが管理するようになる。火も水も風も光も土もそれぞれに神々が存在しそして世界を創りだす。そんな世界の一つ、地球、妖怪や神々が入り混じる世界の中で小さな町の小さな山で彼は2000の妖怪を前にして退屈そうに佇んでいた。 この物語は現代から異世界にとある事情で行くことになってしまった彼、野神竜一の神話物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 23:02:15
18801文字
会話率:44%