“セオミギア大神殿”に所属する神官――ラティル=ウィフェルは、同じ冒険者仲間でもある騎士レイン=コアトリアを慕っていた。しかし、身分違いと思い悩んでいた。
そんなラティルに、師にしてレインの父たる“虹髪の賢者”ティアスは一計を案じて……
この物語は、後に“虹の瞳”と称されることとなるラティル=コアトリアが、その異名で奉られるに至るまでを描いて行く(予定の)ものである。(メレテリア世界物語:人歴3043年)
※この作品は、少年少女文庫等にて掲載させて頂いた『“虹の瞳”の物語』を改稿した物になります。
第二部が終了ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 05:00:00
95395文字
会話率:31%