『飛躍現象についての、現象的思想』
不可思議の代名詞の様に、我々は未知の現象へと思いを飛躍させ、自己変革を求める。不可思議がないと、何も始まらないという、現象が現象しているという、思想的文章。
最終更新:2020-05-24 03:49:28
427文字
会話率:25%
今、超ブレイク中のイギリスのロックバンド「イルミナ」にはちょっと変わった背景があった。彼らのバンドが成功の軌道にのるまでを、メンバーの口からそれぞれ綴られる。
職業を持ち、普通の生活をしていた若者たちが、ある少年に導かれてバンドを結成。い
ろいろな心の葛藤を経て、自分を見つめなおし、本当にやりたかったことを確信し、それぞれの潜在的な音楽能力を開花させてゆく。バンドと友情を通して、真の自分の道を探っていくファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 16:00:00
66321文字
会話率:39%
ブチ切れると、何をしでかすかわからない、そんな自分を変えたい、そう思ったKは、ある禅寺の体験ツアーに参加した。そこは、外見は確かに立派なところであったが、住職がかなりの曲者で、はたしてここで大丈夫なのかと不安を抱く。しかし、真剣に体験をとり
くむ中で、Kは、自分自身、心の安静を得て、悟りを開眼したかに思った。そんな中、事件は突然起こった。流血しながら、住職に襲いかかるK、住職に喝をいれられ、Kははっとした。元の木阿弥だ・・・こんなことではダメだ、Kは心を入れ換え最後まで体験ツアーをやるきる。日常に戻ったKは、新聞であの禅寺が炎上したことをしる。Kは、信長が焼き討ちにあったあの本能寺をとおく思い描いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 14:49:47
4496文字
会話率:23%
高校卒業を一ヶ月後に控えているチビで間抜けな官介は、未だ進路も決まらない。
担任の稲盛には、顔を会わせる度に暴言を浴びせられ、自暴自棄になっていた。
ある日の帰宅途中の駅で、普段と違う乗客の居ない異様な様子に気づきつつも、無音で到着した
電車に乗り込む。
そこに、突然奇抜な容姿の女が現れ、初対面の官介に対し、優柔不断な内面を的中させた暴言と暴力的な行為を次々と浴びせ掛ける。
怒りを爆発させる官介に、女は突然「お前にバトンを渡す」と言い、不思議な玉を授ける。
その玉は、MIRAKUへのパスポートであり、本人の意思を無視して勝手な誘導をする奇妙な玉だった。
電車が発車すると同時に玉は巨大化し、官介が逃げられない様に座席に釘付けにしてしまう。
気を失った官介が目覚めると、見た事もないのどかな田園が広がる小さな町、MIRAKUに到着していた。
そのMIRAKUこそ、招かれた者の意思に関係無く厳しく自己変革を要求するお節介な町だった。
官介に与えられた期限は三日間。
その期限内にMIRAKUの町民が認める人格者に成長を果たせなければ、存在を抹消され、誰の記憶からも削除されるという。
だが官介は、全てドッキリの特番に巻き込まれていると思い込む。
焼き肉屋「味楽」では、年齢無差別のチーム対抗の大食い試合をさせられ、女子相撲クラブの小学生三人とチームを組まされ大負けをする。
ペナルティーで参加者全員の焼き肉代金を支払う羽目になり、拒否をすると、さらなるペナルティーとして、短時間で稲が実る不思議な田んぼの田植えから稲刈りを要求される。
永遠に終わりの来ない農作業は、心身共に官介を追い詰めて行く。
ボロボロになった体で朦朧となる中、生まれてこれまでの己の生き様を回想させられる。
官介の腹違いの姉麗亜は、学校創立以来の天才美女と歌われ、伝説になっていた。
麗亜に嫉妬していた官介は、影では麗亜の誹謗中傷を繰り返していた。
そんな、腐れ切った自分の姿に改めて気付かされ愕然とするが、中々自分の非を素直に認められず葛藤を繰り返す。
刻々と迫るタイムリミット。
果たして、期限内にMIRAKU駅のホームで復活の宣言をする事が出来るのか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 07:00:00
52304文字
会話率:24%
孤独なロボット「ヨーゼフ・ボイス」が自分の意志ではない焼畑機能で世界を焼き尽くす。その中で本当の生きる意味を見つける。はずだった・・・だがその自己変革の長い道中でアホ過ぎる人や変則ステップのボクサー、食うか食われるかの革命家からの人肉嗜食至
上主義etc、様々な出会いの中でヨーゼフ・ボイスは見事に声変わりするのであった。カツオ・ISO24のように・・・後を追うヨーゼフ・ボイス。そして劇団浪HEYが主催する「PM:6:30」に見事に入団できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-18 17:45:33
3099文字
会話率:48%