バーハティア王国が建国されてから3000年。
神が予言をした。
‘‘次の満月に黒を持つ男女が生まれる。その男女はこの国をかつてないほどに、栄えさせる。だが、同時に少しの亀裂でその男女によってこの国は滅びるだろう。”と。
予言通りに黒を持つ
女の子はその誕生を喜ばれた。
だが、どれだけ待っても探してももう片方の男の子は見つからない。
人々は思う。国が滅びてしまうのでないか、と。怯えた人々は黒の女の子を塔に幽閉し、その存在を忘れ去ろうとしていた。
何も知らず、生まれ育った黒の女の子アシュリーは果たしてバーハティア王国に幸をもたらすのかそれとも不幸をもたらすのか。
そんなアシュリーの成長を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 22:25:56
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