「空を飛ぶ缶詰」という具体的且つ意味不明な幻覚。そんな第二次世界大戦の与太話の正体は、ナチスによって開発された自律式広域殲滅最終兵器だった。
そんな最終兵器が現代日本の男子小学生と出会い、人工知能はその状況を前にして最も適した日本語を紡ぎ
出した。
『ねえ君、お酒とか持ってない?』
これは酒をせびる最終兵器と、小学生達が織り成す物語。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体、宗教、企業、作者が二分で作ったプロットなどとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 11:00:00
10939文字
会話率:54%