魔王討伐。
その悲願を果たすべく勇者一行は旅に出た。
歴代最強の勇者バルバロス。
王女でありながら聖女の力を持つサラリア。
国の有数の魔術師、モンフィス。
そして、サポート役のラヴィ。
四人は魔王を討伐して国へ凱旋する。
サポート役のラヴ
ィは魔王の最後の一撃を受けて女にされてしまった。それでも、生きていればと思い受け入れつつあるラヴィだったが……
全ては仕組まれていたことだった。
「心配するな。お前は俺が守る」
「大好きよ、ラヴィ」
「アタシは尽くしたいの。姫様に骨の一本まで」
勇者、聖女、魔術師。それぞれの偏愛が交錯した行く末は……
※ライトなタイトルですが、ダークさが透けて見えるような話です。
※白兎(主人公ラヴィ)視点はライトよりですが、勇者(バルバロス)視点は倫理観が狂ってます。頭のイカれた人しかでてきません。ガールズラブと誤解される表現も出てきます。何でもばちこーいな方や、性別を越えた愛の話好き向けの話です。ご注意ください。
後日談を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 16:25:53
61225文字
会話率:39%