――――広瀬(ひろせ)は大切な物をなくしてしまった。
預かっていたそれを探すため、授業を飛び出した彼は学校内を奔走する。
一方、現在世話になっている者の忘れ物を届けに町へ出たギンと、幼馴染みのミイロ。
ミイロへの淡い恋心に葛藤する
ギンは、途中で漫画家という男に出逢う。
――――この世のどこかである、『巡り合わせ』のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 22:30:23
9347文字
会話率:30%
腐れ縁を引っ張り帰宅した作家は、勝手に乗り込んだ腐れ縁の自室で寛ぎながら語り出す。
盛大で広大に、少し過大表現しながら。
朗々と、作家は述べる。
『救世主』“達”のことを。
――――とある作家が並べる、『救世主』達の存在。
最終更新:2016-01-11 01:13:13
5959文字
会話率:60%
文芸部の部誌、締切まであと一週間。
小説書き初心者である前垣(まえがき)ゆうこは未だ、一枚も原稿がかけていなかった。
これはマズイ、と危機感を感じた前垣は貴重な放課後を部室に閉じこもることを決意。友人との約束を断り部室にて原稿を広げる
。
が、直後部室に現れたのはことある事に前垣に絡んでくる苦手な先輩、後綴証期(あとつづりしょうご)だった。
苦手なこの人と長時間同じ空間に入れるのか――――何より集中力が続くのか不安になった前垣の心配を余所に、携帯を弄り出した後綴に「あれ? 案外大人しい? あれ? もしかしたらいけるかも」と希望を抱いた前垣は先輩後綴への挨拶もそこそこに、原稿と時間に立ち向かう。
そして、二時間半が経過した。
――――これは、青春している少年と少女の話。
※一部加筆修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-05 23:29:30
4812文字
会話率:39%
何でもないものから見た“持つ者”。
※この作品は、文房群様の「空想学園シリーズ」の二次創作になります。
第十一回突発衝動企画作品です。
最終更新:2015-05-24 13:19:19
2349文字
会話率:12%