天正六年春、世はまさに戦国時代。ここ丹後の一色氏もその例外ではない。人としての正義を貫く為、味方の侍頭を殺めてしまった結城桂、その友与六、娘の里。
三人は、訳あって国元を追われることになる日下部冬馬と供に京へと向かう。そこで彼らを待ち受けて
いたものとは・・・
そして、再び丹後の地を踏んだ彼らは、そこで一色家の末路を見届けることとなる。一色家の至宝「稲富鉄砲隊」の運命はどうなるのか、三人に託された使命とは。
その中で彼らは、はたしてそれぞれが背負った生き方を貫くことができるのだろうか。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 20:35:28
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会話率:32%