え、俺の爺ちゃん大魔導士だったの?爺ちゃんが大事に育てていた盆栽は、異世界を構築するための世界樹の予備だった?いや待って、異世界で世界樹がアブラムシにやられたから予備を転送するのはいいけどさ。その転送に巻き込まれた俺と我が家はどうなんの?勇
者でもないのに転移したおれはどうなんの?早速冒険者一行やら邪竜ファフニールやらに囲まれてんだけど?え、世界樹の力を使って花の妖精を愛で放題?世界樹の葉を売って億万長者?仕方ないな、そんなに言うんなら、この異郷の地でのんびり贅沢スローライフを送ってやることにするよ!
この物語の主人公は、下衆なことを言ってるけと実は虫も殺せないお人好しで、目の前の悪は絶対に見逃せない正義漢です。そんなやつです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 23:17:18
14850文字
会話率:52%