――2047年。
それは、突然のニュースだった。2020年以降、これと言って科学技術の発展もなく、かと言って衰退していたわけでもない、そんな時世。各局どころか、海外でも、一斉に、そのニュースが流れたのだった。
――異世界とのコンタクトに成
功し、異世界と同盟を結ぶことになった。これは、国際連合において、既に、可決されたものである。
と。そして、2048年。様々なことがかみ合い、やっと、お互いの世界の存在が浸透してきたころ、もっと親交を深めるために、学園を創設しようと言うことになった。そうしてできたのが、「異世界間同盟学園」(通称、同盟学園)。
2051年。日本に建てられた同盟学園に、一人の青年が編入した。彼、紫藤黒真は、他人とは違う、非凡な青年だった。
彼と少女達との出会いは、世界を揺るがす、大きな出会いとなる――。
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