空に浮かぶのは青い月。僕は地球ではない星にいた。
僕はこの星で出会った導師に恋をしている。しかし、その想いは伝えることができても、成就することはない。
その理由は、僕がこの星の生命ではないことに由来する。僕はこの部屋から生身で出れば、
5分も経たないうちに死んでしまうだろう。僕は彼女の温もりを感じることができないのだ。
僕はロボットを操って、彼女と対面するしかない。それが唯一、彼女と僕をつなぐものだった。
月の光のように、淡く消えそうな強い鎖が、僕をこの場所に縛り付けている。
★マグネットにも投稿しています★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-06 16:00:00
8682文字
会話率:33%
ある放課後に、教室に残る三人組。和希と諒とマナミは、マナミのクラスメートの野球部の大城君の不思議な買い物について話をしている。
なぜ、大城君は部活帰りにそんなところにいたのか。そして、そこで何を買ったのか。
三人は推理を試みそしてある
一つの仮説にたどり着く。
そして昔年の想いをマナミにぶつける和希はどうなるのか。
高校二年の著者が送る人生二作目の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 00:08:24
13982文字
会話率:35%