突然、異世界と思われる場所に転移させられた春樹と麻美。二人には別に特別な夢や憧れなど無く、平和な日常だけがあればよかった。
俺が何かしたか神様―――そう心で叫んだ春樹。そしてその右隣りにいる麻美も少し震えながら春樹の手を力いっぱい握る。不安
な気持ち、焦りの気持ちが混ざり合う中、春樹はこの世界で生き抜くことを決める。
そうして歩き始めた二人の前に、一人の美しい少女が現れる。
二人はその少女によって、様々な危機に巻き込まれたり、逆にすごい人と関われたりと振り回されることになる。
少女は何がためにこのようなことをしているのか。
少女は何がためにこの世界で生きているのか。
数々の危機を乗り越えた先に少女の謎は明かされる のだ が、それは二人が知るにはまだ早いことだった。 ―――――――――――――――――
この小説は更新の速度が遅いです。でも、物語の内容には一切の曇りはありません。ですので、時間に余裕がある方に特におすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 23:23:38
11793文字
会話率:19%