もし、国鉄が生き残っていたら「ボッチ」や「コミュ障」が普通に社会適応して普通に社会で働いていたかもしれない。そんな社会派ヒューマンストーリー。
最終更新:2022-04-13 11:18:11
7582文字
会話率:39%
主人公山石駆は不登校生である。ブラジャー事件という中学時代の出来事をきっかけにして学校に行けなくなった。
社会適応能力も夢を追うだけの才能もない山石駆はまさに底辺。
そんな山石駆だが、ゴミ置き場でたまたまみつけ、気まぐれにギターを弾い
たことをきっかけにして奇妙な出来事に巻き込まれていく。
ギターは星河天音という少女に変身し、『世界はロックンロールで出来ている』とのたまう。
『私の手を取って』という少女に心を動かされた駆はその手を取り、結果、ツッチーとよばれるツチノコみたいな神様っぽい何かと契約を結ぶことになる。
なにもかも幻想なのか、とも思う駆だったが、とりあえず、今大事なのは学校に行くことだと、なんとか学校に行けたはいいが、中学時代の好きだった相手を傷つけてしまったり、中学時代に駆をいじめた黒咲百合との確執、さらにいつも駆がゴミ拾いをしている公園で知り合った少女木下雫のどうしようもない過去に触れ、次第に駆の心は追い込まれていく。
そんな心を弾くように、天音の宿るギターを弾くと、なんとも摩訶不思議な世界にトリップしてしまう。そこで、であったのは黒咲百合とクラムオブヘルメスという原始の存在。
黒咲百合とクラムオブヘルメスと戦い、死闘を乗り越えた結果。
駆は、『俺達は幸せになるために生きてるんじゃない、この胸の奥底にあるなにかを叫ぶために、ロックンロールをするために生きてるんだ』という結論に達する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 13:58:18
89130文字
会話率:41%
社会に不適応を示す主人公が通うことになった或る施設は不可思議なキャラクターの宝庫だった。彼は何を見て何を思うのだろうか。初期の目的であるところの人格陶冶、コミュニケーションの発展、それらを統合しての社会適応は叶うのだろうか。彼の奮闘は始まっ
たばかりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 21:44:40
803文字
会話率:0%
湖での生活に憂鬱さを感じている悩む魚の物語。
最終更新:2012-03-16 22:46:32
20108文字
会話率:36%
英名は傀儡師(パペッター)。和名で傀儡師(くぐつし)。
幻(げん)糸(し)と呼ばれる見えない糸を紡ぎ、手も振れずに万物を操る異能力者。理を操作する操り人――と、古い書物にはラスボスクラスの紹介がされてはいるが、それは過言極まりないことだ
った。
操れるものなどヒトを模した人形くらい。それも調子がよければの話であり、大抵の場合は失敗に終わる。ほかの傀儡師がどうかは知らないが、少なくとも工藤(くどう)美咲(みさき)は失敗することのほうが多かった。
そんな美咲の前に人形が現れた。Yr-03アキト・ユル・イチイ。現行の自動人形(オートマタ)、第6世代人形(ゼクステ マリオネット)を越える第7世代人形創幻系列試作機(ジープテ マリオネット テストタイプ マギ)――通称【創幻人形(マギノイド)】の試作機として造られたアキトは、社会適応テストのためハウスキーパーとして工藤家に訪れたのだ。
美咲とアキトのドタバタ生活は、こうして始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-10 14:20:29
122408文字
会話率:50%