気付けば――俺は鳩時計だった。
意味が分からないだろう。俺も分からない。
生前の記憶……所謂エピソード記憶が欠如しており、今の俺に残っているのは思考能力とこのボディのみ。
さてどうしたものかと色々試していると、俺が置かれている時計屋の店
主らしき人物がやってきて――――俺の苦難の数分間が幕を開けた。
※前作「石ころに転生しました(絶望)」の続編ですが、主人公が前世での記憶を失っているので、初見の方でも違和感なく見れると思いますm( _ _ )m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 20:00:00
6511文字
会話率:20%