共学だが、女子しかいないクラス。
通称“姫組”に通う、看護師の卵たち。
そんな彼女たちのどこかおかしな日常。
※これは百合小説です。苦手な方は、速やかにUターンしてください。
〈姫組の名簿〉
1席
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8
席
9席
10席 団素明日香(だんすあすか) ダンス部
11席
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19背
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40席折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 19:25:43
2541文字
会話率:3%
栗花落唯(つゆりゆい)、23歳、看護師の卵だ。二年前、唯は、事故で両親を亡くし天涯孤独の身になってしまった。その直後、親身になってくれた人と恋人になり婚約をしたが、浮気という裏切り行為に合い婚約を解消する。
けれど元婚約者はストーカーに
なり、唯は身の危険を感じるようになった。
その日、唯はとうとう命を狙われた。唯は逃げた。逃げながら願った、彼のいない遠くに行きたいと。
すると、唯は光に包まれ、蒼白い光の世界に召喚された。そこで、三人の女神に異世界への転移を打診される。ただし、元の世界に戻ることも選択肢の一つとして残ってはいた。
唯は、元の世界には、たった一つの未練しかなかった。
その未練は、なりたての看護師としての仕事のみ。
亡くなった唯の母は看護師だった。患者さんのために、自分の時間を犠牲にしても尽くしていた姿を、唯は尊敬していた。
だから、自分も看護師を目指し、ようやく同じ仕事に就けたばかりだった。
そのことを話すと、女神たちは唯に、同じ志で生きていける職業を次の世界でもくれると約束してくれた。
唯は転移を決める。
転移先は、人間だけでなく、亜人族、エルフやドワーフが闊歩するファンタジーな世界だった。ただし、魔法は存在しないという。
そこで唯が与えられた職業は聖女。
聖女!? しかも聖女に限り、魔法が使える? どういうことでしょうか。
唯の想像していた職業とは大きく違っていたし、望みとも微妙にずれていたが、もう後戻りはできない。
唯は、聖女であることは隠し、けれど聖女の力は利用し、病やケガで困っている人々を助けることを目標に、新しい世界で挑戦を続けていくことにした。
最初に唯が作り上げたのは、そこへくれば心身の痛みが和らぐ癒しカフェ『クオーレ』
唯は、ここを拠点に、その世界に医療や薬を広めていく。
三人の女神たちは見守ると言いながら、時に唯に無茶ぶりをする。けれど、それもなんだかんだと引き受け、いやもう貴女って聖女では? と周囲に思われながらも、唯は、いえいえふつうのカフェ経営者です、とたくましく異世界で生きていく、これはそんな唯の奮戦記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 14:39:48
17112文字
会話率:22%
気が付くと見たことのない森の中にいたわたしは、仲間と一緒に大冒険。
白衣の天使になるために、モンスター? を倒して宝箱をゲットします。
【よつ葉お正月企画】の作品です。
この作品は菜須よつ葉さまと、よつ葉さまのエッセイ「よつ葉の看護日誌」
の内容からインスピレーションを受けています。
ご本人さまのご了承を受けて、登場人物やエピソードをお借りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 07:02:15
3304文字
会話率:34%