ある女神は、一人の人間を観察していた…血を吐き、震える脚を引き摺りながら立ち上がる。その姿に…女神は見惚れた。それを何度も何度も何度も見たくて…女神は彼に言った「世界を救って欲しい」女神の思惑通り彼は何度も世界を救い、その度に血に塗れ絶望し
、心が折れ……それでも最後には立ち上がった。しかし…終わりが来る、既に救う世界は無く女神も困った…そして思い付いた。今回は何の使命も与えずに送り出してみようと…女神は嗤う、彼はもう普通じゃない…普通では満足出来ないことを知っているから。そんな彼が最後の生で一体、どんな末路になるのかを…女神はずっと見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 18:03:02
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会話率:58%