宇宙冒険SFの新たな可能性を求めて!
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今から1万年後の宇宙――――。
未開の惑星を発掘しオークションに出典する会社で働く、ティーンエイジャーチームのキャプテンとなった少年ニモイは、チームに嫌われていた。
なぜならニモイはブラッ
ク会社のイエスマンだからである。
チームと会社の板挟みになったニモイは今回の発掘調査でキャプテンを辞めて宇宙船から降りることを決意していた。
その発掘調査とは、彼の受け持つ惑星探索船で500光年彼方の宙域まで行き、ブラックホールに落ちた惑星の引き上げ作業だ。
そこは異世界のような真っ白な宙域で心奪われるが、宇宙船はブラックホールに近づき過ぎてホールの重力に引き寄せられてしまうのだった。
果たして、人望のないキャプテンとキャプテンが嫌いなチームはブラックホールから逃げ切り惑星をサルベージできるのか?
→約8000文字で終わります。
→SNSで宇宙冒険モノは「時代遅れ」や「飽きた、退屈」、「クソ、ゴミ」などの感想があったので違う角度から考えてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 20:00:00
7996文字
会話率:40%