氷とオーロラの国、シュベーツ。ここには、容姿端麗、冷静沈着、歯向かう奴には容赦しないという非常に冷酷且つ冷徹な皇子様がいます。彼はその性格故に、周りから氷の皇子と呼ばれていました。
そんな皇子様は今、――母上のもとへと一直線に走っていま
した。
「どうして後宮に男を入れるんですか!」「あら、だってあなたは――――‘女の子’じゃない。」
※決してボーイズラブ、ガールズラブではありません。
王子から皇子に変えました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 10:26:01
1365文字
会話率:48%