母さんが死んで、父さんは一人でぼくを育てられずに、ぼくは田舎のおばあちゃんの家に預けられた。
父さんは出来るだけぼくに会いに来てくれた。でもそのせいで体を壊して入院した。
それから父さんは余りぼくに会いに来なくなった。
父さんはぼくの知らな
い人と再婚した。ぼくはいらない子どもなの?
ぼくの母さんはぼくを産んでくれた人だけ。反発を続けるぼくは夏休みの間、おばあちゃんの家で過ごす事になった。
森の中の大木のうろの中、そこでぼくは不思議な体験をする。
※以前掲載した「虚の洞窟」を手直ししました。
内容がだいぶ変わってしまいました。
「虚の洞窟」は残してあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-27 18:49:34
25853文字
会話率:22%