R15は念の為です。
十柄鷲子(とつかしゅうこ)は、ある日、前世の記憶というものを思い出す。
そして、この世界がフロンティア・アクターズという現代学園モノ異能バトルRPGと同じような世界であり、自分は作中のプレイアブルキャラの一人に
してヒロインの一人だということに気がついた。
恋愛要素も存在するゲームであり、特に自分の恋人ルートでは主人公(HERO)との甘々イチャイチャが激しいシナリオだったことを思い出して、鷲子は思わず身悶えする。
「ヒロインとイチャイチャしたいのであって、主人公とイチャイチャしたいワケじゃない!!」
前世の記憶が叫ぶその言葉に全力で同意する鷲子は、二年後にこの街へ引っ越してくる主人公(HERO)を迎え撃つ為に、あれこれと画策することにするのだった。
ところが――
前世の記憶を得てから最初に出会った異能者の時点で、ゲームには名前すら出て来ない男で……
同じタイミングで出会った冴えない警部さんも、喰わせ者のようなのに、ゲームにはまったく出てなくて……
鷲子は薄々気づき出す。
自分が奮闘すればするほど、
ゲームには居なかった異能力者と遭遇して戦闘になったり、ゲームでは影の薄かった人と妙な関わり方をしたり……
プレイアブルキャラたちの覚醒が前倒しになったり後ろ倒しになったり……
何故か主人公(HERO)との遭遇前に他のプレイアブルメンバーと遭遇し、妙に懐かれてしまったり……
「私の恋愛ルートから外れようとすればするほど、メインシナリオの流れが崩れれば崩れるほど、知らない異能力者との遭遇率や異能関連事件の発生件数が増えていってませんか、これッ!?」
果たして鷲子は、主人公(HERO)から無事に距離を取れるのか?
「……あれ? もしかして距離を取り過ぎると、ラスボス戦で負けフラグが立つ? ラスボスを倒せないと街どころか世界が崩壊しかねないんですけど……!?」
――果たして、無事に距離をとって良いのだろうか??
これは……そんな十柄鷲子と、彼女の暮らす街の人々による――【未知を恐れぬ小さな一歩が世界を拓く現想譚】
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:04:32
412967文字
会話率:38%
長身で強面なのに泣き虫ショタみたいな性格のヘタレ青年満天星更紗と、小柄で滅茶苦茶可愛いのに喧嘩上等見敵必殺なラーテル系JK空知姫薊の、ほのぼの(?)日常ストーリー!
お互いがお互いに相手を守らなきゃと思っている、身長差コンビです。
但し、
姫薊は「サラちゃんがクソ共の餌食にならないよう守らなきゃ!」なのに対し、更紗は「姫ちゃんがうっかり暴漢を殺しちゃわないように守らなきゃ!」なので、地味にすれ違ってます。
pixivにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 00:00:00
11072文字
会話率:45%
田中陸が二週間遅れで高校へ行くと、そこは変人達の巣窟であった……
女装趣味に腐女子、天才科学者(!?)とよりどりみどり。
胸キュン恋愛は期待できない現代学園モノ、ちょこっとオカルトファンタジー。
好きな物を好きなままに書いてます。不定期連載
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 15:55:55
2321文字
会話率:31%