俺こと宮地博臣は昔からいろんな意味で非日常な日常を送っていたものの、最近はごくごく平凡に暮らしていた。
そんな俺の平凡がある日音を立てて崩れ去った。
具体的に言うと、朝起きると塀が壊れてたり、納屋が土の下に埋まってぺしゃんこになってたり、近
所のヨネさんの畑の野菜が、土の下敷きなってたり。
俺は絶望にうちひしがれたが、亡くなった食べ物たちの無念を晴らすために犯人探しをはじめた。
※五話からスタートは仕様です
※魔王はまだ出て来ません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-30 10:26:59
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会話率:57%