昔より、セントラル(中央)には陰陽の神が宿っているとつたえられてきました。その陰陽の神様が人間になったお話です。
舞台となるのはこの世界、「パル」。西の地、シャルタスと東の地、忌深丹(いみに)の保安部隊、そして|セントラル《中央》の上層
国家の間に、何やら不穏な動きが。ケイルとヨダートは、徐々に上層国家の企みに気付いていく。
一方、物語の重要要素となる3体の神様のうち、イオタと呼ばれる神様は2つの魂へとなり、2人の人間の形となっていた。その二人の名は、「ギル」と、「零(れい)」。2人が真実を知った時、世界は大きく動き始めていた――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 16:57:33
4390文字
会話率:39%