周りの物事に無関心だった僕。「東島航大(とうじま・こうだい)」何の前触れもなく突然、見慣れた街が崩れ去った。瓦礫の山を目の前にして立ち尽くす僕の前に、長い金髪を高く後ろでひとつに結わえた女の子が現れる。どうしたらいいか分からず、彼女と行動を
共にすることにし、街がなぜいきなり崩れ去ってしまったのか、生存者が他にいないか詳しく原因を探っていく。記憶が曖昧な中で真実の糸を手繰り寄せた先にあったのは、思いもよらぬものだった。現実が本当に現実であるかを証明するにはどうすればいいのだろうか。《生存者》として選ばれた僕らが澄み渡る空のもとへたどり着いたとき、その証明となる。僕はその真実に近づいていくことを選んだのだが、―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 22:49:42
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会話率:61%