高校2年生の男子生徒:奥谷瑞希はある日から酷い左肩の痛みを感じるようになる。筋肉痛程度にしか思っていなかったそれは治る気配も無く、寧ろ悪化しているようだった。
その時にふと親友の戸村奏がふざけ半分に言った言葉。
『それ呪いなんじゃない?
』
それを冗談で流しながらも密かに頭に浮かんだ心当たりに、半信半疑で彼は1人、旧校舎へ向かった。校内で知らない者はいないとされる【非常階段の魔女】へ会いに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-10 23:16:06
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会話率:46%