公国の王女として、力を示さねばならない。
しかし、公女は絶望的なまでに魔術の才能に欠けていた。
このままでは王族として、民からの信頼を得られないばかりか、愛する家族にも迷惑をかけてしまう。
自らの存在意義を確かめるため、優しすぎる公女は最後
の賭けに出る。
それは「使い魔」の召還。
失敗すれば廃人になりかねない。それでも彼女は一縷の望みに縋った。
そうして得た力は、世界で最強。
なぜ彼女は大きすぎる力を授かったのか。
なぜ、それは彼女の元に召還されたのか。
神の予定説は絶対であるがゆえに、神ですら予見できない。
大陸最高の魔術研究都市から始まる物語は、世界の歯車を回す梃子になる。
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戦記物です。主人公は無敵ですが、あくまで序盤しか表に出さないつもりです。
群像劇ですので、登場人物がそれぞれ活躍する物語になります。
神と人のあり方、制限付きの全能をテーマにしています。
ハッピーエンドを予定しています。
一章(全 六話予定)終了後、世界、用語の解説が入ります。
オーギュント過去編終了後、追加します。
誤字脱字を見つけるのが苦手なので、見つけ次第、手直ししていきます。
大きな改変はないようにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
初投稿です。変なところがあったら、教えてくださるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 00:00:00
834752文字
会話率:25%