その者は……不思議な艇を手に入れた。
目が覚めると自分の知らない未来の世界。
何故ここにいて、何故俺なのか。その理由を探しながら、特別な宇宙船とそれに搭載されているAiと共に届け物をしながら日金を稼ぎ旅をする。
「俺は一体……誰なんだ?
」
「あなたはあなたです、艦長。それと機関室で猫の反応を検知……」
「全乗組員へ緊急連絡!コードレット!繰り返す、コードレット! 機関室に猫を確認! 全力で確保しろ!」
これだけは言える、この世界の猫は怖い存在のようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 23:53:29
1706文字
会話率:65%