双月緋色[ふたつき/ひいろ]は、どちらかというと平凡な生活をしている高校二年生。
特に派手な趣味もなく、たまに漫画や、アニメ、ラノベを読むような、にわかよりの若干オタクである。
そんなある日、彼は今年からクラスメイトになった女の子、綾
瀬佳[あやせ/けい]から告白されてしまう。
緋色は彼女のことが入学当初から好きで、その告白を受け入れるのだ。
しかし、それは恋人ではなく、単なる友達という意味だった。
多少、落ち込んでしまうが、一応、関われる手段を手に入れられたことで、普段よりも学校に通うのが楽しくなったのだ。
やはり、友達という間柄であっても、デートはしたい。綾瀬の方から声をかけてくれて、街中とかでデートをすることになった。
彼女と一緒にいると、辺りの景色がいつもと違って見える。
緋色の人生は今まで以上に、トントン拍子だった。
だが、そんな楽しい一時は、本当に一瞬で終焉を迎える。
自宅に帰ると、見ず知らずの少女が居座っていたからだ。
彼女曰く、緋色との婚約者であり、結婚する前まで数年間、一緒に同居することになった。
その光景を見た、恋人未満友達の綾瀬佳は納得がいなかったようだ。
どちらが、緋色にとって相応しい女の子か、二人で競い合うことになる。
双月緋色は、二人の美少女の、争いに巻き込まれながら、普段とは違う日常を過ごす羽目になったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 16:52:18
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