エルディシアは死の床についていたはずなのに、何故か元気に目覚めてしまった。
傍には愛しい息子夫婦と孫と、最低夫であるビルドレッドがいて。
「おうっ。ドラゴンの心臓の効き目は一発だなぁ。間に合ってよかった」
だなんて言っているんですけど。
自分を捨てて、辺境騎士団へ行ったんじゃなかったの?
何故、ここにいるのかしら???
最低夫が反省したみたいだけれども、わたくしの心は複雑なのよ。
前作、ビルドレッドのお話の続きです。忘れるはずだったのですけれども、最低な、くそったれ夫の事……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:00:50
4162文字
会話率:34%