親に捨てられた少年ミカ。
赤ん坊の頃に人の良いおじさんに拾われ、育てられた。
生活は苦しかったが、何とかその日その日を暮らして行った。
ミカが10歳になる頃におじさんが死んで教会に連れて行かれたのだが、そこに待ち受けていたのは誘拐などで攫っ
た子供達を人体改造実験の試験体にする様な最悪の所だった。
人が次々に死んでいく様を見て恐怖を覚え脱走する。
運が悪いことに次に拾われた所は教会以上に最悪な所だった。
段々、ミカの人格が歪んで行き、殺人に手を染めてしまう。
その生活から抜け出すも、強烈な過去の光景は自分を逃がしてはくれなかった。
そんなに中でも密かに希望に期待し、生きる。
これは、主人公ミカの奮闘の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 22:01:08
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会話率:4%