孤児院で暮らしている少年レグルスと少女ソレイユ。
二人は同じ時期に孤児院へとやって来た。
本当の兄妹のように仲が良い二人。
時折、夜中にこっこり抜け出しては夜空を眺めるのが密かな楽しみだった。
ある夜、いつものように二人で星空を見上げて
いると、眩い光を放つ星が現れる。
星に詳しいレグルスは首を傾げるがシスターに見つかれば厳しい罰が待っているため、急いで孤児院へと戻った。
翌日、食堂でレグルスとソレイユが会話をしながら朝食を食べているところへ、王都からの使者がやって来るなり驚くべき言葉を口にする。
「我らが聖女様、どうかミュスカルデル王国をお救いください」
聖女として見出されたのはソレイユーーではなく、なんとレグルスだった。
孤児院の子どもたちを人質にされ、聡いレグルスは素直に従い王都へ向かう馬車へと乗り込む。
男性でありながら、聖女として生きることを強要されたレグルス。
王家の者にこき使われ、魔道具によって自由を奪われ、生きる希望を無くした彼の運命はある人物との出会いで、大きく変わっていくこととなる。
光り輝く星のように悠久の時を紡ぐ、壮大でファンタジックな異世界恋愛ストーリーです。
*ざまぁ展開があります。
*他のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 11:03:03
11431文字
会話率:42%
それは、今からそう遠くない未来。電力と機械に頼りきった街が栄える時代。時代錯誤な蒼のビロードなマントを纏い、夜空を駆ける影があった。彼の名は<怪盗プラネテス>。この物語は、プラネテスとその仲間たちの、美しくも儚き浪漫をかけた物語
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-12 06:37:59
2562文字
会話率:26%