保育士を目指していた大学生の私、畑山 里美は、事故により死んでしまった。そうして天使様に天界─ 一般に言う所の“天国”─へ迎え入れてもらう。
そこで私は、先輩成仏霊や、人の世に祝福をもたらす天使様達と交流の輪を広げながら、ゆったり、時には
ハラハラしながら人の世を見守ることにしました。
享年56歳の江戸時代後期を生きたお医者様や、たった12歳で死んでしまった約400年前の聖女様。そして私を迎え入れてくれた美しい天使レシュカレティア様は、どういう訳か翼を使って空を飛べない、訳あり天使様だった。
平和な天界での日常、人の世で起こる一悶着。…私、先輩成仏霊に色々教えて貰ったから、生前より物知りになったかもしれない。
※がっつり死後の話のため、一応R15にしました。暗い話にする予定は無いですが、苦手な方はご注意下さい。/第一部は主に天界での日常。まだまだ始まったばかりなので、本編があらすじに追い付いていませんのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 13:51:11
4441文字
会話率:27%