友人は一人で彼女は作ろうとしたことすらない。さらには過去にトラウマがあり、人とあまり接しない。そんな灰色どころか引いてしまうほどの真っ黒な青春を否定することなく、開き直って肯定しているすこしズレた少年、横山裕義とそのクラスメイトたちはいつ
もどおり平凡な中学生ライフを送っていたが、原因不明の爆発に巻き込まれその命を失う。しかし彼らの魂が裕義の友人、富山成雅が製作したゲーム、《オクペイションワールド》の世界に流れ込むことで彼らは本来ありえぬ異世界転生を果たす。
え? なんでよりによって成雅の作ったゲームの世界なの? 駄作の世界に転生とかイヤだよ。
などといいながらも、彼らはその世界での生活を楽しむことにした。
だけど少年の職業はすごく残念で……
それでも俺はくじけないぜ!
これは少し残念な世界に彼らが転生する。そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 21:54:04
86989文字
会話率:40%